珍しいもの発見・・・? ①
久しぶりに大津の街中を歩きました・・・
JR膳所から湖岸に進み・・・
義仲寺へ・・・
木曾義仲の墓所があることで知られています・・・・・
前回訪れたのがいつ頃だったのか・・・?
忘れてしまうくらい前です
街中にあって訪れる人も少なく、閑散として・・・
ここ義仲寺は旧東海道に沿い、以前は琵琶湖に面していた景勝の地
(現在、ショッピングセンターなど立ち並ぶエリアは埋立地・・・)
木曾義仲は1183年都に上る源 範頼・義経の軍勢と戦い、
31歳の若さでこの地で無念の討ち死・・・
時が流れ・・・
義仲公の側室巴御前が晩年、尼僧となり草庵にてお守りすることに・・・
巴御前の塚
それから・・・約500年後
芭蕉がこの地を気に入り、奥の細道の旅のあと、京都への旅の途中・・・
幾度となく来訪・・・滞在
旅の途中、大坂で亡くなりますが・・・遺言により義仲寺に葬られます・・・
義仲公墓(木曾塚)のすぐそばに芭蕉翁墓が・・・
伊勢の俳人又玄の句が・・・(庵に滞在の芭蕉翁を訪ねて泊まった折の句)
『木曾殿と背中合わせの寒さかな』
なんだかしみじみと・・・・した句ですね・・・
風情のある翁堂
翁堂内の左右の壁には三十六俳人の画像が掲げられ、
また、天井の絵は、
伊藤若冲が描いたとされる四季花卉の図が
みごとに残っています
境内には他にも膳所藩士菅沼曲翠の墓・粟津文庫・無名庵など
みどころがいっぱい・・・
いたるところに芭蕉はじめ、俳人たちの句碑があります
さてさて、珍しいものとは・・・・・
芭蕉 (バショウ科)
葉・実ともバナナにそっくりな小さい実が
出来ます。夏頃、とても変わった花を
つけるのですが・・・・・
義仲寺では6年ぶりだったとか・・・
毎年咲くとは限らないようです
芭蕉布の材料になります
江戸時代に、シーボルトがこの芭蕉を
「ムサ・バショウ」と言う学名で発表した
そうです。
「ムサ」とはバナナの仲間を意味する学名で、 その後、イギリスでは、この芭蕉の木を
ジャパニーズ・バナナと呼んでいたとか・・・
お花の名前の付け方っておもしろいですね・・・
ここから旧東海道を歩くことに・・・
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