あと少しで滋賀県へ入るところまで来ました・・・
石垣に大きなサボテンの実がなっています・・・
でもトゲがとても痛そう・・・
この辺りを過ぎる頃に問屋場跡・高札場跡があると聞いて
いるのですが見当たりません・・・
ちょうど、お家の中から出てこられた方にお尋ねすると民家の庭に
あったり今はもうなくなっていたり・・・と。
道沿いにないとなかなか見ることが難しいですね
最後の民家を過ぎると下り坂・・・藤古川の流れに合流
川に沿って歩きます・・・そして高架道路をくぐると・・・
じゃ~ん
滋賀県に入りました・・・
やったぁ~・・・
ところが・・・喜んでばかりいられないことが・・・
進むにつれ大変なことが発覚・・・
う~ん・・どうしょう???
藤古川を向こうに渡る橋がない・・・えっ!!うそっ!!
川の中を歩いて渡ることも出来ないし・・・
そんなこと無理無理・・・ですぅ~
さてさて上を見上げるとR365が走ってします・・・
えっ!! なんで最悪場面を想定するの?・・・
でもやらねば・・・先に進むことが出来ません・・・
と言うわけで・・・最悪場面を地でいくことに・・・
すご~い傾斜ののり面をよじ登ることに・・・
滑りそう・・・おっ~と・危な~・~い
ひやひやドキドキ
ところどころに生えている草につかまりながら・・・
上までいけるかなぁ~・・・怖い!!
やっとの思いでガードレールにたどりつき・・・
そして乗り越えることに・・・
恥ずかしいなんて言ってられない状況
必死です・・・・これを越えねば・・・
何とか無事道路に出ることが出来ましたが・・・
あとで思い出して・・いえいえ思い出しません・思い出せませ~ん
国道の信号は
藤川と・・・・集落が近い
しばらく歩き、右手の上り坂は藤川宿へ・・・
「シゲドウ坂」は殆どひと通りはなく・・・
立派な建物だけが堂々と見えてきます・・・
本陣林家
白壁がまぶしい酒屋さんの土蔵
そろそろお昼前・・・少し進むと
白山神社
ここで昼食をすることに・・・
青空がとてもすがすがしくて気持ちいい、
ほおばるおにぎりと味噌汁の美味しいこと・・・
犬の散歩をする人を見かけただけで広い神社はケヤキの巨木・杉の巨木が・・・
鳥居に向って右に杉の巨木・・・
だとすると左のこの伐採された巨木はスギ??
枯れた巨木のあとに幼木が・・・
それにしても周囲が5m以上ありそう・・・
なにアザミかな?
白山神社を過ぎると藤川分校跡があり
、「天狗の大杉」と呼ばれている
木がある・・・ここからは山道にさしかかり、薄暗い林を過ぎるとあたりは
「闇坂」とよばれ、昔はさぞうっそうと繁げり、細く見え隠れする道が
続いていたのであろう・・・
ここを過ぎると
寺林の集落・・・
右手に屋根の大きな
光了寺・八幡神社・上平寺集落を見ながら
道路をよこぎり、林へと道が続く・・・が
道を間違えているような? 近くで立ち話をしていた地元の方に
尋ねると・・・予定の道を少し行き過ぎたようで少し戻り、薮の中へと・・・
その入口にお地蔵様が・・・
立派なお堂の中に寄り添って人々を見守るお地蔵様軍団
お花がきれいに飾られて人々の信仰の厚さが・・・
徐々に道は細くなり、薮が深くなってきたので道を間違えたかと・・・
でも大丈夫・・・そのまま深くなった薮を抜け、広域農道に・・・
そしてここを1km進んでから左手に曲がるはずだったのに・・・
どうも間違えて早く曲がってしまったよう・・・
少し様子が違うと思いながら針葉樹の林道を歩いていると合流点・・・・・
どうもこの道を通ってくるはずだったよう・・・・??
このまま進んで行くと・・・あったぁ~
飛脚の水
街道を走り通った飛脚の人達もここで休憩をとったんでしょうか?
飛脚の水の横にはお地蔵様がひっそりと・・・
この辺りは名水で有名な「泉神社」がある大清水集落の北にある
神戸(ごうど)と呼ばれる地域です
広域農道をまっすぐ歩いていると弥高いも園のジャンボさつまいもの
看板にびっくり・・・
迫ってくるほどの伊吹山を右手に大きく見ながら・・・
弥高川の橋を渡らず、左に折れて右手の小さな橋を
渡ると・・・観音堂跡に建つ芭蕉の大きな碑が目につく・・・
ここは
野頭の集落です
松尾芭蕉もこの道を歩いて全国行脚をしていたのかと思うと・・・
ちょっと感慨深いものがあります・・・寒い時期だったのですね
ここまで歩いてくるとあと少しで今日の目的地
「伊吹薬草の里」
予定よりも随分早く完歩・・・
ほっと一息お茶タイム・・・”抹茶コーヒー”は最高
・・・随分長くなりました・・・
最後までご覧いただきまして有難うございました・・・
次回は来春の予定です・・・