北国脇往還を歩く・・・③-1
北国脇往還・・・北国街道の木ノ本から
伊吹山麓をぬうようにして
関が原の中仙道とを結ぶ全長わずか40kmの短い街道で、
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康なども
通ったという歴史ある道です
越前福井や加賀百万石の殿様も
参勤交代でこの道を通り
また人々が商いをしながら行きかう
にぎわいのある街道でもありました
秋に歩く予定だったのがタイミングがずれ・・・
この寒空にしかも雪の中を歩くことに
今回で3回目・・・
前回の様子は
ここからどうぞ
今回のコース・・・野村(間宿)~内保~八島~平塚
~尊勝寺~田川~伊部宿(本陣)
降り立ったJR長浜は雪が降っていて冷た~い
ここからバスで前回のところまで
バスを降りて歩き始めます・・・
しばらくして目を疑う場面に・・・
季節はずれのお花が
本来は春に咲く
オドリコソウ (シソ科)
R365をひたすら北上すると草野川・・・
湖北の大きな河川のひとつで2kmほど下流で姉川と合流
かつてはうっそうと繁っていたと言う福良の森を過ぎ
やがて国道からそれて八島の集落へと
たわわに実るクコの実 (ナス科)
乾燥させたものが薬膳料理・杏仁豆腐・などに使われます
マンホールのふたは地域性があっておもしろいですね
ここ八島~東へ約五丁が関が原と記された道標
かつては使われていたであろう?水車
ここ八島の集落には5つの道標があり
その最後の道標には
右 江戸へ
左 越前の文字刻まれ・・・
亀塚古墳
6世紀頃に作られた円墳で大友皇子の重臣で
中臣連金(なかとみのむらじかね)の墓と伝えられています
高月方面からは尖って見える小谷山も
ここからはなだらかな山容がはっきりと見えます
ここでちょっと一服
次へつづきます
関連記事