四国八十八箇所・遍路道を歩く・・・9-⑦
宿坊では朝のお勤めがあるのですがこの日はなくて早朝に出発
国道56号線に沿って歩き出すと・・・
かつて比叡山延暦寺の荘園として栄えた御荘地区
比叡山延暦寺の力がここまで及んでいることにびっくりです
やがて海岸沿いに・・・
森が海に陰をおとし、うっとりするような風景です
毎日の晴天が一番ありがたいですね
真珠養殖の筏が浮かんでいます
宇和島市を目指して・・・
ずっと海沿いを歩いてきましたが・・・
海抜5mから一気に写真の山越えをします
急登の柏坂越えの沿道にはこの地で一週間滞在した
童謡で知られる野口雨情の民謡詩の木柱が並んでいます
この柏坂越えは直登でフラットなところがなく、しかも足場が悪く歩きにくい
清水が沸いている
「柳水大師」
昔、遍路にお茶を接待していたと言われる
「接待松跡」には
朽ち果てた切り株の根元に石仏が祀られています
急坂を下ると突然木立が途切れ、視界が開け
入り組んだ由良半島の絶景が・・・
更に急降下の道が続きます
山越えをして降りたところに人影もなく
再び海岸沿いの56号線に出て宇和島・津島を目指します
川には渡り鳥が・・・
とてものどかな風景ですが・・・
私の足はそろそろピークを過ぎています
次回は宇和島の中心に入ります・・・
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