四国八十八箇所・遍路道を歩く・・・9-⑩
城下町大洲の町を少し歩いてみました・・・
朝日に輝く大洲城
台所櫓と高欄櫓がL字型に連結している天守は
デザインの美しい千鳥破風、唐破風が多数使われています
現在の天守閣は2004年市民の想いから当時のまま復元されたもので
戦後、復元された木造天守では日本一の高さで19.15mです
戦国時代のまま残った台所櫓・高欄櫓・苧綿櫓・南隅櫓は
国の重要文化財に指定されています
おはなはん通り
巾7.2mの通りには藩政時代のままで
北側に商家、南側に武家屋敷が建ち並んでいます
NHK番組「おはなはん」が撮影されたところでもあります
臥龍山荘
小京都と呼ばれる城下町大洲の東端、肘川流域の景勝地・「臥龍淵」に望む3000坪の山荘
臥龍院・不老庵・知止庵の3建築は、それぞれに数奇をこらした逸品の建物で
今や望むことも出来ない銘木と優れた着想と名工たちが
一体となって細部まで見事な細工を施しています
臥龍院
自然の景観を取り入れた見事な
河岸庭園
苔も美しいですね
不老庵
臥龍淵を足下に見る崖の上の舞台造りになった建物で
捨て柱には
生きた槙の木が使われているのにびっくりです
石積みも
「流れ積み」・ 「末広積み」・ 「乱れ積み」と
数種の方法で積まれています
丸は月を表し、
左端の船、横に詰まれた石は
水の流れを表しているそうです
臥龍山荘の詳しいご案内はここからどうぞ
その他
おおず赤煉瓦館
など見どころが沢山あります
後ろ髪をひかれる思いで大洲をあとにしました・・・
次回はいよいよ最終の内子をめざしての歩きです
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