仙禅寺の磨崖仏・・・②

2009年07月12日

 先日、紹介しました多羅尾・仙禅寺の磨崖仏・・・


 仙禅寺は723年(奈良時代)に創建され、
 
 山城鷺峰山寺の別院として繁栄したと
 
 言われています・・・

 南北朝時代、戦国時代に2度の兵火にあい、face08

 その後小堂が建てられました・・・

 本尊十一面観音秘仏がまつられていて、

 地元の方たちには”岩谷観音”と呼ばれ、

 親しまれています・・・kao06





 小堂の床下、右方にある巨岩に三尊形式の

 磨崖仏が彫られていて、中央に高さ80cmの

 薬師如来座像が・・・kao12kao12







 鎌倉時代のものとしては我国2番目に古く、

 昭和56年に町指定文化財になりました・・・icon14icon12



 





 


富川の磨崖仏・・・①

2009年07月10日

 近江の磨崖仏を訪ね歩いていた時期があって・・・

県内の磨崖仏の中でも一級品だと思われる富川の磨崖仏・・・
もう、何度目かな・・・?ここを訪れるのは・・・



           流れるような美しい線で彫り上げられています・・・kao12
           715年義淵によって開かれた岩屋不動院明王寺の跡地で
           真ん中に中尊阿弥陀如来坐像、両脇に菩薩立像
            向かって左下方には不動明王立像が彫られています・・・
           俗に耳垂れ不動と呼ばれ、お参りされる方に会うことも・・・kao08
           大津市指定文化財・・・





一枚目の写真をよ~くご覧下さい・・・・写真右上方・・・あっ! icon08拳銃



    巨大・スズメバチの巣が・・・今にも落ちてきそうです・・・

    40~50cmはありそう・・・face08 face08
    
    もうびっくりです・・・kao04 kao04







                            リョウブの白い花が・・・














 




近江を愛し、大津にたびたび足を運んだ松尾芭蕉は幻住庵にて”おくの細道”と並んで名高い
”幻住庵記”を著しています・・・

~7/31迄俳句を募集していますので一句ひねろうと思いましたが・・・残念浮かばず・・・icon15kao03

悠久のときを越えて・・・芭蕉と場所を同じくしても・・・名句は浮かばず・・・face07