上松町・赤沢自然休養林へ・・・③
2010年05月28日
さて、2日目は朝から雨が・・・
でも緑がとてもきれいです・・・
もう1つの目的地・上松町にある赤沢自然休養林へ・・・
向ったのですが・・少し手前に神秘的なところがあって・・・
しばし、休憩・・・

透き通る川の流れ・・・・・
水の飛沫が冷たぁ~く気持ちいい・・・
姫淵
約800年前、宇治川の戦いに敗れた
後白河院の皇子の姫君(15歳)が
平家の追っ手を逃れて京都から
木曾へ身を隠したが・・・村民は
後難を恐れ、助けなかった・・・
やっとこの地にたどりついたが、
逃れるすべもなく、この淵に身を投げて
若き命を絶ったと言う伝説が・・・
このつり橋を渡り、沢沿いに歩くと
姫宮神社があります・・・
姫淵から少し行くと目的地にとうちゃ~く・・・

赤沢自然休養林
樹齢300年を超えるヒノキの天然林・・・世界的にも貴重な檜林
青森ヒバ・秋田スギとともに日本三大美林のひとつです・・・
森林浴発祥の地としても知られています・・・
「二十一世紀に残したい日本の自然百選」
「森林浴の森日本百選」
「かおり風景100選」

かつて木曾谷で活躍していた森林鉄道が当時のまま、
復活して走っています・・・
5両編成の車両には・・・・・
木曾五木(ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキ)の名前がついています・・・





右手に渓流を見ながら・・・ヒノキ林の中を走ります・・・
林内には8つの散策コースが設けられていますから・・・どのコースを歩いても
今回私達は「木曾上松森林浴大会」 ”散策学術コース”を選びました・・・
通常は入ることの出来ない樹齢300年の木曾ひのき保護林をガイドの方の
説明を受けながら散策しました・・・

このエリアには伊勢神宮御用材のご神木が管理されていて、20年に一度
行われる遷宮にあわせて樹齢の高い美しい檜が伊勢へと運ばれるそうです・・・

ヒノキのやわらかし陽射しが森林浴に適しています・・・


岩をつかむ木
岩の上に落ちた種が、落ち葉とコケにおおわれたところから芽を出し、
そのうちの一本の根がやがて大地にたどりつき、途方もなく大きな
岩を抱え込んでしまう・・・
すごい生命力です・・・

千本立天然林(標高1160m)
数え切れないほどのヒノキがたっているので千本立ちと呼ばれる
300年~400年前に殆ど切られたのですがわずかに残ったヒノキから
種が落ちてみごとなヒノキの林になりました・・・
雨が降っていたこともあってとても幻想的な雰囲気です・・・
このほか、かつて奥千本(標高1260m)には伊勢神宮への
供給林(神宮備林)があり、何本もの「大樹」があったとか・・・
休養林内には「森林鉄道記念館」・「森林資料館」・「こども広場」・自然体験村
「トムソーヤクラブ村」などがあっていろいろな楽しみ方があります・・・
長い年月を経て・・・脈々と受け継がれていく生命の不思議を目のあたりにして
自然の偉大な力を感じずにはいられませんでした・・・
上松町・赤沢自然休養林は ここ~ どうぞ


でも緑がとてもきれいです・・・

もう1つの目的地・上松町にある赤沢自然休養林へ・・・


向ったのですが・・少し手前に神秘的なところがあって・・・
しばし、休憩・・・

透き通る川の流れ・・・・・

水の飛沫が冷たぁ~く気持ちいい・・・

約800年前、宇治川の戦いに敗れた
後白河院の皇子の姫君(15歳)が
平家の追っ手を逃れて京都から
木曾へ身を隠したが・・・村民は
後難を恐れ、助けなかった・・・
やっとこの地にたどりついたが、
逃れるすべもなく、この淵に身を投げて
若き命を絶ったと言う伝説が・・・

このつり橋を渡り、沢沿いに歩くと
姫宮神社があります・・・
姫淵から少し行くと目的地にとうちゃ~く・・・

赤沢自然休養林
樹齢300年を超えるヒノキの天然林・・・世界的にも貴重な檜林
青森ヒバ・秋田スギとともに日本三大美林のひとつです・・・
森林浴発祥の地としても知られています・・・
「二十一世紀に残したい日本の自然百選」
「森林浴の森日本百選」
「かおり風景100選」
かつて木曾谷で活躍していた森林鉄道が当時のまま、
復活して走っています・・・
5両編成の車両には・・・・・

木曾五木(ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキ)の名前がついています・・・



右手に渓流を見ながら・・・ヒノキ林の中を走ります・・・

林内には8つの散策コースが設けられていますから・・・どのコースを歩いても

今回私達は「木曾上松森林浴大会」 ”散策学術コース”を選びました・・・
通常は入ることの出来ない樹齢300年の木曾ひのき保護林をガイドの方の
説明を受けながら散策しました・・・



このエリアには伊勢神宮御用材のご神木が管理されていて、20年に一度
行われる遷宮にあわせて樹齢の高い美しい檜が伊勢へと運ばれるそうです・・・


ヒノキのやわらかし陽射しが森林浴に適しています・・・

岩をつかむ木
岩の上に落ちた種が、落ち葉とコケにおおわれたところから芽を出し、
そのうちの一本の根がやがて大地にたどりつき、途方もなく大きな
岩を抱え込んでしまう・・・
すごい生命力です・・・

千本立天然林(標高1160m)
数え切れないほどのヒノキがたっているので千本立ちと呼ばれる
300年~400年前に殆ど切られたのですがわずかに残ったヒノキから
種が落ちてみごとなヒノキの林になりました・・・

雨が降っていたこともあってとても幻想的な雰囲気です・・・
このほか、かつて奥千本(標高1260m)には伊勢神宮への
供給林(神宮備林)があり、何本もの「大樹」があったとか・・・

「トムソーヤクラブ村」などがあっていろいろな楽しみ方があります・・・

自然の偉大な力を感じずにはいられませんでした・・・

木祖村・水木沢天然林へ・・②
2010年05月27日
今回の目的地の一つである名水百選・木曾川源流の里 ”水木沢”へ・・・
水木沢は、面積が約82haあり、木祖村と木曽町との境近くから流れ出る
2.5kmの小さな流れで木曽川の源流でもあります・・・
その流域の98%が樹齢200年以上の天然林で木曾谷の
代表的な樹種である木曾ヒノキ、サワラ、ブナ、トチノキ、などのほか、
亜高山性のウラジロモミなどの針葉樹と広葉樹が混交して
生育している数少ないエリアです・・

なかでもみごとな天然林として残っている貴重な区域が
”原始の森”と”太古の森”です
その回遊コース(標高1400m)を歩いてきました・・・


スタート地点となる管理棟の前には壮大な森が広がります・・・
イワナの姿が見える・・・?本流沿いの道を登り始めると
すぐにうっそうとしたサワラの天然林・・・
それを過ぎると・・・分岐点に・・・


足元には珍しいシロバナエンレイソウ (ユリ科)

ヒノキの巨木

ウスギヨウラク (ツツジ科)
サワラの巨木 (ヒノキ科)
樹齢550年・・・
直径2.5m (胸高周囲 6.7m)

芽吹きがあざやかな
広葉樹の森は・・・
とても明るく・・・
リフレッシュ出来ます・・・

みごとなヒノキの森
・・・ up・downの歩きを繰り返す時
悠久のときを経て・・・見守り続ける樹木達の息吹が
森林浴となって体のすみずみまで
いきわたるように感じずにはいられませんでした・・・

木祖村・水木沢天然林へは ここ~ どうぞ

水木沢は、面積が約82haあり、木祖村と木曽町との境近くから流れ出る
2.5kmの小さな流れで木曽川の源流でもあります・・・
その流域の98%が樹齢200年以上の天然林で木曾谷の
代表的な樹種である木曾ヒノキ、サワラ、ブナ、トチノキ、などのほか、
亜高山性のウラジロモミなどの針葉樹と広葉樹が混交して
生育している数少ないエリアです・・


なかでもみごとな天然林として残っている貴重な区域が
”原始の森”と”太古の森”です
その回遊コース(標高1400m)を歩いてきました・・・


スタート地点となる管理棟の前には壮大な森が広がります・・・
イワナの姿が見える・・・?本流沿いの道を登り始めると
すぐにうっそうとしたサワラの天然林・・・
それを過ぎると・・・分岐点に・・・

足元には珍しいシロバナエンレイソウ (ユリ科)
ヒノキの巨木
ウスギヨウラク (ツツジ科)
サワラの巨木 (ヒノキ科)
樹齢550年・・・

直径2.5m (胸高周囲 6.7m)
芽吹きがあざやかな
広葉樹の森は・・・
とても明るく・・・
リフレッシュ出来ます・・・

みごとなヒノキの森

悠久のときを経て・・・見守り続ける樹木達の息吹が
森林浴となって体のすみずみまで
いきわたるように感じずにはいられませんでした・・・



木曾・奈良井宿へ・・・①
2010年05月25日
木曽川に沿って険しい峠を越え、深い谷を抜け、
山の底をぬうようにして伸びる木曽路・・・
西国と東国とを結ぶ重要な街道だった中仙道・・・
西の「起点」京都三条大橋を出発し、近江路から
美濃路を経て奈良井宿は三十七番目の宿場にあたります・・・
奈良井は難所・鳥居峠の麓にあって、江戸時代には
「奈良井千軒」と言われる程、栄えた宿場です。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています


町家の特徴は石置き式屋根(今は鉄板)の2階建てですが
2階が1階よりも95cm程、前にせり出した出梁造りです。
そして1階と2階との間に取り付けられた屋根(猿渡・鎖疵)は
中仙道の中では奈良井宿だけに・・・
(写真では中央の町家に見られます・・・)

街道には重要文化財「上問屋資料館」
「中村邸」「八幡神社」・・・など
みどころがいっぱい・・・
おそばのおいしいお店が何軒もあります

伝統のある木工品(桶・樽・下駄・櫛・ろくろ細工・・・)が
店先にはいっぱい並んでいます・・・
暮らしの知恵が受け継がれた匠の技が
一つ一つに感じられ・・・
水も空気も美味しい木曾谷には名物がいっぱい・・・
「すんき」(木曾蕪菜を乳酸発酵させたお漬物)
「ほお葉巻き」(小豆餡が入った餅をほおの葉で包み、蒸したもの)
「五平餅」(クルミ・砂糖・醤油・ゴマなどを混ぜたたれをつけた串餅)
それぞれの味を造る蔵元の「地酒」もあって味わい深いところです・・・
うっそうとした山あい・ゆったりと流れる時間の中で・・・
ほっと一息・・・
旅愁ただよう・・・静かな奈良井宿へ出かけてみませんか・・・?
山の底をぬうようにして伸びる木曽路・・・
西国と東国とを結ぶ重要な街道だった中仙道・・・
西の「起点」京都三条大橋を出発し、近江路から
美濃路を経て奈良井宿は三十七番目の宿場にあたります・・・
奈良井は難所・鳥居峠の麓にあって、江戸時代には
「奈良井千軒」と言われる程、栄えた宿場です。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています

町家の特徴は石置き式屋根(今は鉄板)の2階建てですが
2階が1階よりも95cm程、前にせり出した出梁造りです。
そして1階と2階との間に取り付けられた屋根(猿渡・鎖疵)は
中仙道の中では奈良井宿だけに・・・

(写真では中央の町家に見られます・・・)
街道には重要文化財「上問屋資料館」
「中村邸」「八幡神社」・・・など
みどころがいっぱい・・・

おそばのおいしいお店が何軒もあります
伝統のある木工品(桶・樽・下駄・櫛・ろくろ細工・・・)が
店先にはいっぱい並んでいます・・・
暮らしの知恵が受け継がれた匠の技が
一つ一つに感じられ・・・

水も空気も美味しい木曾谷には名物がいっぱい・・・


「すんき」(木曾蕪菜を乳酸発酵させたお漬物)
「ほお葉巻き」(小豆餡が入った餅をほおの葉で包み、蒸したもの)
「五平餅」(クルミ・砂糖・醤油・ゴマなどを混ぜたたれをつけた串餅)
それぞれの味を造る蔵元の「地酒」もあって味わい深いところです・・・

うっそうとした山あい・ゆったりと流れる時間の中で・・・
ほっと一息・・・

旅愁ただよう・・・静かな奈良井宿へ出かけてみませんか・・・?
県境を歩く・・・南コース⑱-2
2010年05月21日
天気よし・・・

眺望よし・・・


ウツギ (ユキノシタ科)
卯月(陰暦4月)に咲くからと言われています
この花が咲くと例年、初夏なんですが・・・
今年はまだまだ・・・ 別名 ウノハナ

御所平 (850m)

ヨコネ (832m)

歩くたびに仙ケ岳が迫ってきます・・・
形がユニークなので印象的です!!
ここから下山開始したのですが・・・なんと急降下・・・
モミノキの大木が多い尾根に入ってしまったため・・・
道のないところを・・・低木をくぐり、もう大変・・・


← モミノキの実生
小さくてもしっかり
モミノキ・・・

やっとせせらぎの音が聞こえる
林道に下山・・・ふぅ~
振り返るとえっ!! ここを・・・
しばらく歩くと水場が・・・

ほっとして・・・

この林道をゆっくりと・・・
緑を楽しみながら
歩いて・・・


フジ (マメ科)

山々の新緑が本当にきれいで・・・
・・・お天気がとてもよかったこともあって、どこからでも
三重方面・滋賀~琵琶湖・はるか京都の愛宕山
までも見ることが出来ました・・・


眺望よし・・・


ウツギ (ユキノシタ科)
卯月(陰暦4月)に咲くからと言われています
この花が咲くと例年、初夏なんですが・・・
今年はまだまだ・・・ 別名 ウノハナ
御所平 (850m)
ヨコネ (832m)
歩くたびに仙ケ岳が迫ってきます・・・

形がユニークなので印象的です!!
ここから下山開始したのですが・・・なんと急降下・・・

モミノキの大木が多い尾根に入ってしまったため・・・
道のないところを・・・低木をくぐり、もう大変・・・



← モミノキの実生
小さくてもしっかり
モミノキ・・・

やっとせせらぎの音が聞こえる
林道に下山・・・ふぅ~

振り返るとえっ!! ここを・・・

しばらく歩くと水場が・・・


ほっとして・・・

この林道をゆっくりと・・・
緑を楽しみながら
歩いて・・・


フジ (マメ科)
山々の新緑が本当にきれいで・・・


三重方面・滋賀~琵琶湖・はるか京都の愛宕山
までも見ることが出来ました・・・
県境を歩く・・・南コース⑱-1
2010年05月20日
滋賀の周りを見渡せば・・・はるかに連なる山々・・・
あの尾根道を毎月少しずつ少しずつ歩きすすんでいます・・・北へ・・・南へ・・・
県境を歩く ・・・はるかに遠い道のりですが・・・
一歩一歩前に進めていれば・・・

いつかはたどりつくであろう伊吹山にて乾杯できる日をめざして・・・
今回は安楽峠→白杵岳(697m)→舟石(756m)→御所平(850m)→
ヨコネ(832m)→ 田村川林道→黒滝
土山の黒滝に車をデポしてから出発点の安楽峠へ・・・
幸い、車は一台も止まっていません・・・
スタートしたのはいいのですがいきなりの急登でえっ!!・・・

スミレ (スミレ科)

東海自然歩道が一部通っているのか・・?
ここから土山・山女原(あけびはら)へも
下山道があります・・・


舟石(岩) →
舟の形をしたお~おきな岩が・・・
天気がいいので・・・
はるか伊勢湾まで見えます・・・

コイワカガミ (イワウメ科)

滋賀県側はこんなステキなところなんですが・・・

かたや三重県側を見るとびっくりするような・・・
同じ場所とはとても思えません・・・

← キジムシロ (バラ科)

バイケイソウ (ユリ科)→
バイケイソウの群落が・・・
小さな白梅に似た花が咲きますが・・・
根茎は猛毒です・・・・・


中央に鎌が岳 左手にご在所岳が見えます
どこを歩いていても眺望がいいコースです
これから先は次回に続きま~す
あの尾根道を毎月少しずつ少しずつ歩きすすんでいます・・・北へ・・・南へ・・・
県境を歩く ・・・はるかに遠い道のりですが・・・
一歩一歩前に進めていれば・・・


いつかはたどりつくであろう伊吹山にて乾杯できる日をめざして・・・

今回は安楽峠→白杵岳(697m)→舟石(756m)→御所平(850m)→
ヨコネ(832m)→ 田村川林道→黒滝
土山の黒滝に車をデポしてから出発点の安楽峠へ・・・
幸い、車は一台も止まっていません・・・
スタートしたのはいいのですがいきなりの急登でえっ!!・・・

スミレ (スミレ科)
東海自然歩道が一部通っているのか・・?
ここから土山・山女原(あけびはら)へも
下山道があります・・・


舟石(岩) →
舟の形をしたお~おきな岩が・・・
天気がいいので・・・

はるか伊勢湾まで見えます・・・
コイワカガミ (イワウメ科)
滋賀県側はこんなステキなところなんですが・・・

かたや三重県側を見るとびっくりするような・・・

同じ場所とはとても思えません・・・

← キジムシロ (バラ科)
バイケイソウ (ユリ科)→
バイケイソウの群落が・・・
小さな白梅に似た花が咲きますが・・・
根茎は猛毒です・・・・・


中央に鎌が岳 左手にご在所岳が見えます
どこを歩いていても眺望がいいコースです
これから先は次回に続きま~す

