木曾・奈良井宿へ・・・①

2010年05月25日

           木曽川に沿って険しい峠を越え、深い谷を抜け、
             山の底をぬうようにして伸びる木曽路・・・

            西国と東国とを結ぶ重要な街道だった中仙道・・・
            西の「起点」京都三条大橋を出発し、近江路から
         美濃路を経て奈良井宿は三十七番目の宿場にあたります・・・
 
            奈良井は難所・鳥居峠の麓にあって、江戸時代には
         「奈良井千軒」と言われる程、栄えた宿場です。

         国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていますface08








             町家の特徴は石置き式屋根(今は鉄板)の2階建てですが
             2階が1階よりも95cm程、前にせり出した出梁造りです。

             そして1階と2階との間に取り付けられた屋根(猿渡・鎖疵)は
             中仙道の中では奈良井宿だけに・・・iconN28
              (写真では中央の町家に見られます・・・)              




    街道には重要文化財「上問屋資料館」

    「中村邸」「八幡神社」・・・など

    みどころがいっぱい・・・kao10


    おそばのおいしいお店が何軒もあります











               伝統のある木工品(桶・樽・下駄・櫛・ろくろ細工・・・)が
                      店先にはいっぱい並んでいます・・・
                    暮らしの知恵が受け継がれた匠の技が
                         一つ一つに感じられ・・・kao10
 

               水も空気も美味しい木曾谷には名物がいっぱい・・・おでん さけ 

                  「すんき」(木曾蕪菜を乳酸発酵させたお漬物)
              「ほお葉巻き」(小豆餡が入った餅をほおの葉で包み、蒸したもの)

           「五平餅」(クルミ・砂糖・醤油・ゴマなどを混ぜたたれをつけた串餅) 
           それぞれの味を造る蔵元の「地酒」もあって味わい深いところです・・・kao06



                 うっそうとした山あい・ゆったりと流れる時間の中で・・・
                        ほっと一息・・・
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              旅愁ただよう・・・静かな奈良井宿へ出かけてみませんか・・・?
               


       


Posted by 森の妖精 at 13:55 Comments( 0 ) 県外へ・・・