米原の子供歌舞伎・・・

2009年10月13日

 シャギリ(祭囃子)の音が米原に響き渡り・・・みんなが心躍らせる「米原曳山まつり」
10,11,12日に行われました。
 このお祭りは「鎮守湯谷神社」の祭礼として江戸時代に米原宿の繁栄に伴い始まったと言う
歴史、伝統のあるお祭りです・・・

 今年の子供歌舞伎のだしものは「銘刀石切仏御前」を小学1年生~6年生の男の子が
わずか1ケ月の稽古で口上、お琴の演奏、書などをみごとに演じてくれました・・・
 振り付けは函館子ども歌舞伎の創設活動、育成指導・・・石川・小松で曳山子ども歌舞伎の
振付指導、長浜・子ども歌舞伎の指導をしておられる”市川 団四郎”さん・・・
 それぞれの役者が引立つ場面を書かれたのは金沢学院大学長の石田寛人氏です・・・

 


                伝統ある立派な山車が青空に映えて・・・kao12kao12




                 三番叟を演じるのは1年生の凪音君・・・face08




              とてもかわいい加賀の仏御前は5年生の亮我君が演じます




            兵太夫は6年生の太郎君が堂々と演じてすごい迫力・・・kao10




             小松内府重森兼平は5年生の烈君が熱演を・・・kao06


 毎年、松翁山・寿山・旭山が巡行するのですが・・・
今年に限り、寿山・旭山は舞台や綴れ織の補修などで今年は松翁山のみが伝統ある
子ども歌舞伎を演じてくれました・・・
 若い人達~世話方の人達まで皆でこの歌舞伎を守り、伝承する為にがんばっておられる
熱意は見ている私達に感動を与え、子ども歌舞伎を魅了することになりました・・・
 
 そして何よりも一日4回講演をこなす小さな歌舞伎役者の素晴らしかったこと・・・iconN32icon12
 沢山の拍手がいつまでも秋空に響いていました・・・iconN33 iconN33