七々頭ガ岳から菅山寺へ・・・②
2010年05月08日
さて七々頭ガ岳を下山後・・・菅山寺に向うことに・・・

ここ、菅山寺は菅原道真公ゆかりの寺で付近一帯ではブナ林が残っています
朽ちた山門の左右には、お手植えのケヤキの巨木がどっしりとした風格で
迎えてくれます・・・

左側のケヤキ 幹周り: 5.8m 樹高: 2m
右側のケヤキ 幹周り: 6.2m 樹高: 15m(幹の下部が空洞)
苔やノキシノブがびっしりと着生して古きよき歴史を感じさせてくれます・・・

イチリンソウ (キンポウゲ科)

タゴガエル (アカガエル科)
水が湧き出る林道の斜面や谷間の割れ目に生息し、
穴の奥から「ググッググッ、グルグルグル・・」と鳴く
卵は粒状の塊です・・・

ショウジョウバカマ (ユリ科)
・・・湖北はまだまだこれから次々とお花が咲きます・・・
この菅山寺観察路は心地いい風が通る森の中、ゆったりとした
気持ちで森林浴が出来、心身共にリフレッシュ出来るところです・・・
・・・皆さんもどうぞお出かけ下さい・・・


ここ、菅山寺は菅原道真公ゆかりの寺で付近一帯ではブナ林が残っています
朽ちた山門の左右には、お手植えのケヤキの巨木がどっしりとした風格で
迎えてくれます・・・

左側のケヤキ 幹周り: 5.8m 樹高: 2m
右側のケヤキ 幹周り: 6.2m 樹高: 15m(幹の下部が空洞)
苔やノキシノブがびっしりと着生して古きよき歴史を感じさせてくれます・・・

イチリンソウ (キンポウゲ科)
タゴガエル (アカガエル科)
水が湧き出る林道の斜面や谷間の割れ目に生息し、
穴の奥から「ググッググッ、グルグルグル・・」と鳴く
卵は粒状の塊です・・・

ショウジョウバカマ (ユリ科)

この菅山寺観察路は心地いい風が通る森の中、ゆったりとした
気持ちで森林浴が出来、心身共にリフレッシュ出来るところです・・・


七々頭ガ岳と菅山寺へ・・・①
2010年05月07日
山頂に観音さんを祀る伝説と地元の人達に信仰の山として崇められている
七々頭ガ岳へ観察会にでかけました・・・

七々頭ガ岳(693.1m)とは山麓の上丹生、菅並、摺墨(するみ)の地区から
七つの尾根が集まることからこのような名前がついたとか・・・
林道が終わると曲がりくねったいきなりの急登・・・
足元を支えながらクサイチゴ、ホウチャクソウ、チゴユリなどのお花の観察をする・・・
それでも稜線に出ると上丹生や摺墨の集落が眼下に見え、
爽やかな風と共に穏やかな萌黄色の山々がとてもすがすがしくて気持ちがいい・・・

イカリソウ (メギ科)
いつもうつむき加減のイカリソウですが・・・珍しく上を向いているところを・・・

← ミヤマガマズミ (スイカズラ科)
秋には赤い実がなり、果実酒に出来ます・・・


チゴユリ (ユリ科) →
いつもひっそりと下を向いているのですが・・・
これは大きくて元気がいいですね・・・

ハウチワカエデ (カエデ科)
名前の由来は天狗の羽うちわにたとえられたとか・・・紅葉が美しい

センボンヤリ (キク科)
夏以降にはタンポポのような葉に変ります・・・・

オオカメノキ (スイカズラ科)
花のように見えるのは虫を呼ぶ為の装飾花で本当のお花は
中心にある小さなものが本来のお花です・・・
亀の甲にも似た葉・・・ムシカリとも呼ぶ

頂上にある観音堂の祠 石塔・・・
三角点は木立の中にあって・・・
伝説のある瑠璃池はここから50mほど下ったところにありますが・・・
池のようなものでなくて斜面から落ちる水を溜めているだけで
昔はもっと水量が多かったのかも知れません・・・

ハナイカダ (ミズキ科)
花が葉の中ほどにつくとは珍しい・・・
葉をいかだに例えたとは風流ですね・・・

タガネソウ (カヤツリグサ科)
次は菅山寺を散策します・・・

七々頭ガ岳へ観察会にでかけました・・・



七々頭ガ岳(693.1m)とは山麓の上丹生、菅並、摺墨(するみ)の地区から
七つの尾根が集まることからこのような名前がついたとか・・・

林道が終わると曲がりくねったいきなりの急登・・・

足元を支えながらクサイチゴ、ホウチャクソウ、チゴユリなどのお花の観察をする・・・

それでも稜線に出ると上丹生や摺墨の集落が眼下に見え、
爽やかな風と共に穏やかな萌黄色の山々がとてもすがすがしくて気持ちがいい・・・

イカリソウ (メギ科)
いつもうつむき加減のイカリソウですが・・・珍しく上を向いているところを・・・

← ミヤマガマズミ (スイカズラ科)
秋には赤い実がなり、果実酒に出来ます・・・


チゴユリ (ユリ科) →
いつもひっそりと下を向いているのですが・・・
これは大きくて元気がいいですね・・・
ハウチワカエデ (カエデ科)
名前の由来は天狗の羽うちわにたとえられたとか・・・紅葉が美しい
センボンヤリ (キク科)
夏以降にはタンポポのような葉に変ります・・・・

オオカメノキ (スイカズラ科)
花のように見えるのは虫を呼ぶ為の装飾花で本当のお花は
中心にある小さなものが本来のお花です・・・
亀の甲にも似た葉・・・ムシカリとも呼ぶ
頂上にある観音堂の祠 石塔・・・
三角点は木立の中にあって・・・

伝説のある瑠璃池はここから50mほど下ったところにありますが・・・
池のようなものでなくて斜面から落ちる水を溜めているだけで
昔はもっと水量が多かったのかも知れません・・・

ハナイカダ (ミズキ科)
花が葉の中ほどにつくとは珍しい・・・
葉をいかだに例えたとは風流ですね・・・

タガネソウ (カヤツリグサ科)



高島トレイルを歩く・・・⑩
2010年05月06日
高島トレイル(約80km)は日本海側と太平洋側を区切る中央分水嶺の
中央部に位置し、気候的にも複雑で植生的にも類を見ないエリアです
先人達がかつて行き来していた道も今は藪に覆われて消えつつあるところを
地元の熱い人達によって年月をかけ、こつこつと復活させた貴重な道です
高島市の合併を記に各トレイルがつながり、高島トレイルとして公認コースになりました
第10回は根来坂峠(830m)~おにゅう峠(820m)~P803~ナベクボ峠
(起点から約68km) (620m)~三国峠(775.9m)~地蔵峠(680m)
総距離 9km
*車を地蔵峠にDPしてから出発地のおにゅう峠へ・・・・・
前回止まりの根来坂峠迄を往復しておにゅう峠から・・・

←イワウチワ (イワウメ科)

ポイント23 根来坂峠(830m)→

イワカガミ (イワウメ科)

← ポイント24 おにゅう峠(820m)

エンレイソウ (ユリ科) →

ゴールの地蔵峠はピークをいくつも越えねばなりません・・・
ふぅ~気が遠くなりそう・・・
たどりつけるかなぁ・・

オオカメノキ (スイカズラ科)

福井側への道案内・・・

ポイント25 ナベクボ峠(620m)

尾根道を歩く足元にはイワウチワ・・などの群落が続きます・・・

ポイント26 三国峠(775.9m)

ミヤマカタバミ (カタバミ科)

ポイント27 地蔵峠(680m)
起点から70.4kmを歩きました・・・ふぅ~
あと約10km・・・・・がんばれ・・・
・・・今回は超ロングコース、up/downがきつく、何度もあるコースでしたが・・・
かわいい花々と透き通るような青空が疲れを癒してくれました・・・
次回は最終コース?になるでしょうか・・・?
中央部に位置し、気候的にも複雑で植生的にも類を見ないエリアです
先人達がかつて行き来していた道も今は藪に覆われて消えつつあるところを
地元の熱い人達によって年月をかけ、こつこつと復活させた貴重な道です
高島市の合併を記に各トレイルがつながり、高島トレイルとして公認コースになりました
第10回は根来坂峠(830m)~おにゅう峠(820m)~P803~ナベクボ峠
(起点から約68km) (620m)~三国峠(775.9m)~地蔵峠(680m)
総距離 9km
*車を地蔵峠にDPしてから出発地のおにゅう峠へ・・・・・

前回止まりの根来坂峠迄を往復しておにゅう峠から・・・

←イワウチワ (イワウメ科)
ポイント23 根来坂峠(830m)→
イワカガミ (イワウメ科)
← ポイント24 おにゅう峠(820m)
エンレイソウ (ユリ科) →
ゴールの地蔵峠はピークをいくつも越えねばなりません・・・

ふぅ~気が遠くなりそう・・・

たどりつけるかなぁ・・

オオカメノキ (スイカズラ科)
福井側への道案内・・・

ポイント25 ナベクボ峠(620m)
尾根道を歩く足元にはイワウチワ・・などの群落が続きます・・・

ポイント26 三国峠(775.9m)
ミヤマカタバミ (カタバミ科)
ポイント27 地蔵峠(680m)
起点から70.4kmを歩きました・・・ふぅ~

あと約10km・・・・・がんばれ・・・


かわいい花々と透き通るような青空が疲れを癒してくれました・・・
次回は最終コース?になるでしょうか・・・?
阿弥陀ケ峰へ・・・
2010年05月03日
霊仙三蔵が修行をしたと伝えられている阿弥陀堂跡があり、
地元の人々の信仰があつい阿弥陀ケ峰へ出かけました・・・
上丹生の集落を過ぎて・・・更に林道を進むと浄水場があり、
ここの裏手より登ります・・・


ここから急登の尾根筋を二度ほど過ぎると視界が開け、
先週登った霊仙山が右にせまって見えてきます・・・

途中、随分立派な鹿の角が落ちていました・・・

道はとてもわかりにくくて・・・大変です・・
ケヤキの巨木が・・・

エビネ (ラン科)

ヤマシャクヤク (キンポウゲ科)

ミヤマカタバミ (カタバミ科)


ヒトリシズカ (センリョウ科)

阿弥陀堂跡・・・

ミヤマハコベ (ナデシコ科)
が・・大変

下山は・・・道を探しながら急勾配を滑り落ちるように・・・ひゃ~
それでも途中、ティータイム
をとることが出来、満足満足・・・
気温の変化が激しかったせいか、芽吹きはこれから・・・
ハルリンドウやカタクリも見ることが出来、有意義な時間でした・・・
地元の人々の信仰があつい阿弥陀ケ峰へ出かけました・・・

上丹生の集落を過ぎて・・・更に林道を進むと浄水場があり、
ここの裏手より登ります・・・


ここから急登の尾根筋を二度ほど過ぎると視界が開け、
先週登った霊仙山が右にせまって見えてきます・・・

途中、随分立派な鹿の角が落ちていました・・・

道はとてもわかりにくくて・・・大変です・・

ケヤキの巨木が・・・

エビネ (ラン科)
ヤマシャクヤク (キンポウゲ科)
ミヤマカタバミ (カタバミ科)
ヒトリシズカ (センリョウ科)
阿弥陀堂跡・・・
ミヤマハコベ (ナデシコ科)
が・・大変



下山は・・・道を探しながら急勾配を滑り落ちるように・・・ひゃ~


それでも途中、ティータイム

気温の変化が激しかったせいか、芽吹きはこれから・・・
ハルリンドウやカタクリも見ることが出来、有意義な時間でした・・・
