四国八十八箇所・遍路道を歩く・・・7-②
2012年03月26日
朝、強い雨音で目が覚めて 
天気予報どおり雨

気分はちょっと憂鬱ですが
重装備で出発 
歩き始めて5kmあたりにある東屋
雨の日には有難いです


ヤイロチョウ
高知県には5月~6月にかけて夏鳥として飛来し
ひなを育てて秋には東南アジアに帰ります
体長は約18cmで8色の鮮やかな色から名づけられたとか
最近はなかなか見ることが出来ない貴重種です
さてここからは国道56号線のトンネルの上に続く窪地峠へ・・・

少し進むと急な登りが始まります
雨でぬれた岩盤はとても滑りやすくて・・・

大好きなキブシが咲き始めています

道端には石道標や石仏が点在します
その昔、さまざまな海産物や山の幸がいきかう生活道でした
峠を越えて下り始めると

これから向かう36番札所のある青龍寺に続く
宇佐大橋が見えてきます


しべが中心になくて分散している珍しい椿です 
遍路歩きをしているとタイミングよくお昼を食するところが見つからないのと
工程が推していると余計に先を急ぐので
コンビニでと思うのですが そのコンビニに出会うのが至難
非常食は持っては歩いているのですが・・・
この日は予定していたミニスーパーが1ケ月前に閉鎖と知り
えっ
住民の方は隣町までお買い物に出かけるとか・・・
やっとの思いで一軒の喫茶店を見つけて昼食
ちょっと一服 ほっ!
当たり前でないことへの覚悟が出来ていませんでした
遍路歩き・・・は先に続きます

天気予報どおり雨


気分はちょっと憂鬱ですが


歩き始めて5kmあたりにある東屋
雨の日には有難いです


ヤイロチョウ
高知県には5月~6月にかけて夏鳥として飛来し
ひなを育てて秋には東南アジアに帰ります
体長は約18cmで8色の鮮やかな色から名づけられたとか
最近はなかなか見ることが出来ない貴重種です
さてここからは国道56号線のトンネルの上に続く窪地峠へ・・・

少し進むと急な登りが始まります

雨でぬれた岩盤はとても滑りやすくて・・・

大好きなキブシが咲き始めています

道端には石道標や石仏が点在します
その昔、さまざまな海産物や山の幸がいきかう生活道でした
峠を越えて下り始めると

これから向かう36番札所のある青龍寺に続く
宇佐大橋が見えてきます





遍路歩きをしているとタイミングよくお昼を食するところが見つからないのと
工程が推していると余計に先を急ぐので
コンビニでと思うのですが そのコンビニに出会うのが至難
非常食は持っては歩いているのですが・・・

この日は予定していたミニスーパーが1ケ月前に閉鎖と知り
えっ

住民の方は隣町までお買い物に出かけるとか・・・

やっとの思いで一軒の喫茶店を見つけて昼食
ちょっと一服 ほっ!

当たり前でないことへの覚悟が出来ていませんでした

遍路歩き・・・は先に続きます


四国八十八箇所・遍路道を歩く・・・7-①
2012年03月24日
予想外に寒かった先月の遍路歩きから約1ケ月
3月は歩き遍路のスタートの時期でもあります
いつも日程を組むころには当たり前ですが
天気の予想もつかないまま・・・

出発が近づくにつれ雨マークが増え
えっ! まずい
高速バスに乗車寸前まで行くべきか行かざるべきか
迷っていたのですが・・・
現地の様子は現地で・・・と思い切って乗ってしまいました


ところが前回終了地点についた頃には
雨がぽとぽと落ち始め・・・
最悪
でもがんばって歩かねば・・・
めげる心を花々が慰めてくれます

ミモザは春をつげるかわいいお花ですね

少し小雨になったとは言え
最初の札所は山の中腹にある清滝寺で
八丁坂と呼ばれる急勾配の参道をみかん畑をぬうように
延々と山道を歩きます


やっと到着

第三十五番札所 清滝寺 仁王門

仁王門の天井には龍が描かれていて・・・
1900年清滝寺楼門建立の際、画家久保南窓が「蛟竜図」として奉納

15mある薬師如来像と本堂
薬師如来を刻んだ行基が開創
お寺の左手には「入らずの山」と呼ばれる小山があり
弘法大師の弟子の一人であった真如が
唐に渡る際、高齢だったため死を覚悟して造ったと言われている
逆修塔(生前に造る墓)があります
江戸時代には藩主の山内家の庇護を受け大いに繁栄しました

早や、桜が咲いて・・・

今が盛りのサンシュの花もきれいです
この清滝寺はいろいろな木が植えられていて心が癒されます

トサミズキの花も咲き始めています
お参りをした後はゆっくりと山道を降るだけ・・・
途中のみかん畑には最盛期の文旦が重そうに実をつけています

歩いた距離 11km
遍路歩きの旅が始まります・・・
3月は歩き遍路のスタートの時期でもあります

いつも日程を組むころには当たり前ですが
天気の予想もつかないまま・・・


出発が近づくにつれ雨マークが増え

えっ! まずい
高速バスに乗車寸前まで行くべきか行かざるべきか
迷っていたのですが・・・
現地の様子は現地で・・・と思い切って乗ってしまいました



ところが前回終了地点についた頃には
雨がぽとぽと落ち始め・・・

最悪

でもがんばって歩かねば・・・

めげる心を花々が慰めてくれます

ミモザは春をつげるかわいいお花ですね


少し小雨になったとは言え
最初の札所は山の中腹にある清滝寺で
八丁坂と呼ばれる急勾配の参道をみかん畑をぬうように
延々と山道を歩きます


やっと到着


第三十五番札所 清滝寺 仁王門

仁王門の天井には龍が描かれていて・・・
1900年清滝寺楼門建立の際、画家久保南窓が「蛟竜図」として奉納

15mある薬師如来像と本堂
薬師如来を刻んだ行基が開創
お寺の左手には「入らずの山」と呼ばれる小山があり
弘法大師の弟子の一人であった真如が
唐に渡る際、高齢だったため死を覚悟して造ったと言われている
逆修塔(生前に造る墓)があります
江戸時代には藩主の山内家の庇護を受け大いに繁栄しました

早や、桜が咲いて・・・

今が盛りのサンシュの花もきれいです
この清滝寺はいろいろな木が植えられていて心が癒されます

トサミズキの花も咲き始めています
お参りをした後はゆっくりと山道を降るだけ・・・
途中のみかん畑には最盛期の文旦が重そうに実をつけています



歩いた距離 11km
遍路歩きの旅が始まります・・・


一等三角点・・・③阿弥陀山
2012年03月22日
一等三角点阿弥陀山に出かけました
旧安曇川町の西エリアにあり
そんなに高い山でないので・・・
出発もいつもよりはゆっくりめに設定
ところが・・・
登山口には少し雪が残っています

お地蔵様が祀られていて・・・

登るにつれてだんだんと雪が深くなり・・・

木馬道(キンマドウ)
V字道になっているこの道は昔、木材などの運搬に使われて・・・

一等三角点 阿弥陀山 453.8m
頂上付近は雪が30cmぐらい積もっていますが絶景です
空の青と雪の白がすばらし~い

雪に埋もれてしまっていた一等三角点


お昼とコーヒータイムでほっこり

春のように暖かい陽射しがとても気持ちよくて・・・
随分とゆっくりしてしまいました・・・
下山は途中からショートカットのつもりで降りたのですが
人がおよそ通らないこともあって
道は倒木でふさがれ

まともに歩くことが出来ません
やっとの思いで脱出 ほっ!!
無事登山口へ・・・
低い山だとあなどってはいけません
登山口にはみごとな「千手椿」が
つぼみだった椿が咲く頃にまた来て見たいですね
旧安曇川町の西エリアにあり
そんなに高い山でないので・・・
出発もいつもよりはゆっくりめに設定

ところが・・・

登山口には少し雪が残っています

お地蔵様が祀られていて・・・

登るにつれてだんだんと雪が深くなり・・・

木馬道(キンマドウ)
V字道になっているこの道は昔、木材などの運搬に使われて・・・

一等三角点 阿弥陀山 453.8m
頂上付近は雪が30cmぐらい積もっていますが絶景です
空の青と雪の白がすばらし~い


雪に埋もれてしまっていた一等三角点



お昼とコーヒータイムでほっこり


春のように暖かい陽射しがとても気持ちよくて・・・

随分とゆっくりしてしまいました・・・
下山は途中からショートカットのつもりで降りたのですが
人がおよそ通らないこともあって
道は倒木でふさがれ


まともに歩くことが出来ません

やっとの思いで脱出 ほっ!!
無事登山口へ・・・
低い山だとあなどってはいけません

登山口にはみごとな「千手椿」が


ちくちくちく・・・作品展
2012年03月21日
2月25日~3月11日まで八日市図書館で開催しました
「 ちくちくちく・・・
100枚の雑巾展 」
大好評のうちに終えることが出来ました
ご来場いただきました皆様方に厚くお礼を申し上げます
有難うございました・・・
引き続き・・・ただ今永源寺図書館でも開催中です

すでに役目を終えていらなくなった布。。。
そんな布を生活の中で活躍する
大小さまざまな雑巾や
多目的な布に変身させての・・・
「100枚の雑巾展」 です

手と足をかわいらしくちくちくしています

てのひらサイズの雑巾はどこでも使えそう・・・

ユニークな足を表現しています・・・

福島ことばがいっぱいならんでいますが
聞いたことのある言葉はどれでしょう・・・?
日 時 2012年 3月17日(土)~3月31日(日)
場 所 東近江市永源寺図書館
(3/21・23・26・27休館)
ワークショップ ”縫ってみましょう!”
3月25日(日) 永源寺図書館 13:30~15:30
* 定員15名(ご予約下さい)
* 材料費 500円
* 針・糸・布は準備しますが愛用のお針箱を
お持ちでしたらおともさせて下さい
主催 : 東近江市図書館 ・ 「人と人」
お問い合わせ
お 申 込 み : 永源寺図書館 東近江市山上町830-1
電話 0748-27-8050
皆様のお越しをおまちしています・・・ 
「 ちくちくちく・・・
100枚の雑巾展 」
大好評のうちに終えることが出来ました
ご来場いただきました皆様方に厚くお礼を申し上げます
有難うございました・・・
引き続き・・・ただ今永源寺図書館でも開催中です

すでに役目を終えていらなくなった布。。。
そんな布を生活の中で活躍する
大小さまざまな雑巾や
多目的な布に変身させての・・・
「100枚の雑巾展」 です

手と足をかわいらしくちくちくしています


てのひらサイズの雑巾はどこでも使えそう・・・


ユニークな足を表現しています・・・


福島ことばがいっぱいならんでいますが
聞いたことのある言葉はどれでしょう・・・?

日 時 2012年 3月17日(土)~3月31日(日)
場 所 東近江市永源寺図書館
(3/21・23・26・27休館)

3月25日(日) 永源寺図書館 13:30~15:30
* 定員15名(ご予約下さい)
* 材料費 500円
* 針・糸・布は準備しますが愛用のお針箱を
お持ちでしたらおともさせて下さい
主催 : 東近江市図書館 ・ 「人と人」
お問い合わせ
お 申 込 み : 永源寺図書館 東近江市山上町830-1
電話 0748-27-8050


一等三角点・・・②大比叡-2
2012年03月15日
お昼を食べたあと、急な坂はないと思っていたのですが
なんと一等三角点のある「大比叡」へは
急登です・・・えっ
食事前に登っておいたほうがよかったのかなぁ
でもお腹がすごく減っていると登れないし・・・
すでに800mは超えているのでよく冷えてきます
先日の雪が積もっているので滑ります
そして やっと到~着

一等三角点 大比叡 848.3m
そしてここからは・・・

紀貫之のお墓を通り・・・

「木工頭紀貫之朝臣之墳」
土佐日記で有名な紀貫之は比叡山をこよなく愛し
琵琶湖の眺望がすばらしいこの裳立山に
葬られたと伝えられています
赴任先の現在の南国市には4年間滞在し、その屋敷跡は
四国八十八箇所でUPしました
29番 国分寺の近くに残っています
南国市よりこのお墓へ何年かに一度参拝されているようです

杉林の中をどんどん下っていくと途中蓬莱峡などが
ありますが通行止めになっています


眼下に見える景色が次第に大きくなってくると
やがて比叡山高校のグランドの裏手に下山します
ほっ!
そして今まで見る機会を逸していました
日吉東照宮の前を通って・・・

1634年天海大僧正が建立しました
日光東照宮の雛形と言われています


装飾がみごとでゆっくりと見る価値があります
今も美しい姿で残っているのがうれしいですね
少し寒い日でしたがそれでも歩いていると暖かいものです
無事下山出来たことに感謝です・・・
なんと一等三角点のある「大比叡」へは
急登です・・・えっ

食事前に登っておいたほうがよかったのかなぁ

でもお腹がすごく減っていると登れないし・・・
すでに800mは超えているのでよく冷えてきます
先日の雪が積もっているので滑ります
そして やっと到~着


一等三角点 大比叡 848.3m
そしてここからは・・・

紀貫之のお墓を通り・・・

「木工頭紀貫之朝臣之墳」
土佐日記で有名な紀貫之は比叡山をこよなく愛し
琵琶湖の眺望がすばらしいこの裳立山に
葬られたと伝えられています
赴任先の現在の南国市には4年間滞在し、その屋敷跡は
四国八十八箇所でUPしました
29番 国分寺の近くに残っています
南国市よりこのお墓へ何年かに一度参拝されているようです

杉林の中をどんどん下っていくと途中蓬莱峡などが
ありますが通行止めになっています


眼下に見える景色が次第に大きくなってくると
やがて比叡山高校のグランドの裏手に下山します
ほっ!
そして今まで見る機会を逸していました
日吉東照宮の前を通って・・・

1634年天海大僧正が建立しました
日光東照宮の雛形と言われています



装飾がみごとでゆっくりと見る価値があります
今も美しい姿で残っているのがうれしいですね

少し寒い日でしたがそれでも歩いていると暖かいものです
無事下山出来たことに感謝です・・・