四国八十八箇所・遍路道を歩く・・・8-⑤

2012年11月03日

               土佐の中でも室戸岬と足摺岬は重要な霊場で

               どちらも海の彼方に観音浄土があると信じ

                  僧侶達が小船に乗って旅立った

                    補陀落渡海の拠点でした





              前回の37番岩本寺から途中2泊して足摺岬先端にある


                      38番金剛福寺にお参りします


                




                        38番札所 金剛福寺







                             本堂

                      本尊は三面千手観世音菩薩          








                        本堂の廻りに配置された像








          12万㎡の広大な境内には本堂・大師堂・愛染堂・不動堂・弁財堂


            多宝塔
が建ち並びその広さは足摺岬にまで及びます・・・









                            多宝塔

               ひときわ目を引くこの塔は清和源氏の源満仲が建立     








                   和泉式部が参拝した折、黒髪を埋めて


                 自らの墓を生前に作る逆修塔を建てています


                    
                     広い境内の中をゆっくりとお参りして


                       今日はこの足摺岬泊まりです


                

              楽しかった一日だけの遍路友とはここでお別れです kao_20


                  彼女が無事、最終結願出来ることを祈って・・・kao_21



                随分ハイペースで歩いて来たのか時間が早いので


                   お宿に荷物を預けて足摺岬の観光に・・・







                       万次郎足湯でほっこり kao06


                   太平洋に面したガラス張りの向こうには


                         素晴らしい景色が・・・kao12











                        




                         白亜の足摺岬灯台


           黒潮の荒波が激突する80mの断崖の上に立つ白亜の灯台は

         
              雄壮な眺めとはうらはらに台風のメッカでもあります


                      どこまでも続く太平洋・・・


                 雄大な奇岩と海蝕、断崖に裂け散る波濤


            亜熱帯植物のビロー樹アコウなどが自生する特異な地形が
 

                 原生林をつくり、白雲ツバキが咲く遊歩道は


                     どこまでもつづく景勝地です




             iconN28 次回は岸壁の上に続く原生林の遊歩道を歩きながら


                      足摺七不思議に迫ります