伊吹山夜間登山・・・①
2010年07月20日
昨年、見るタイミングを逸したヒメボタルを見に・・・
伊吹山夜間登山に初チャレンジしました・・・
ヒメボタルとは・・・一般的なホタルとは異なり、体長が平均オスが7mm、
メスが5mmとオスが大きい。
発光器はオスが2個、メスが1個で普通は水辺が生息地ですが、
本種は陸生のホタルです・・・
伊吹山には300日もガスが出ると言われ、エサである「マイマイ」(カタツムリ)を
多く発生させる好気象条件が重なり・・・
近年イブキヒメボタルを観賞するツアーもあります・・・
さてさて・・・
国道8号線は途中、花火大会があり迫力ある花火をみて通る車で大渋滞・・・
予定が随分遅れてしまいました・・・
実はこの日、”蛍火をみる・・・”のツアーが開催されていて100名余の人達が
すでにスタート・・・
私達が登山口をスタートしたのは22:00 ・・・

1377mの頂上までは標高差1140mほどあります・・・
いったいどれくらいで頂上につくのかなぁ・・・?
一合目までは林の中を歩くので湿度が高く、風は通らず・・・
すぐに汗が・・・

足元は先日来の雨の為か随分荒れています・・・危な~い
ヘッドランプだけが頼りの闇の世界です・・・
二合目~はわずかな月明かりで視界がひらけ・・・目の前にはカシオペア座・
北斗七星などが大きく立ちはだかるように迎えてくれます・・・
どの星も手に取るように大きくてキラキラ輝いています・・・

天の川もきれいに見えます・・・
そのうちに心地いい風も吹き始め・・・なんだかこんな夜中に歩いているのが
とても不思議な感じです・・・
三合目あたりで少し長めの休憩を取り、一息つきます・・・
眼下に見える夜景の素晴らしいこと・・・
湖西の明かりまでも見ることが出来ます・・・
五合目(880m)でちょうど半分・・・
時計の針は真夜中、少し前をさしています・・・
気合を入れて再び、歩き始めます・・・

六合目あたりから・・・ガスが発生し始めて・・・星も明かりも消えて・・・
あたりは何も見えず・・・
でもまたガスが流れて・・・少し周りが見え始めます・・・
七合目を過ぎたころから・・・わずかにヒメボタルの光が草むらから見え隠れ・・・
わぁ~
きれいな光!!
発光が他のホタルとは少し違っていてパッ パッ と言う感じです
残念ながら写真を撮ったんですが・・・うまく写ってはいません
八合目~九合目以上では足場が少し悪くなり、気をつけて登ります・・・
草原に出るとリズミカルに光るヒメボタルが何度も見られ・・・
やがて山小屋の灯りが見えてひと安心・・・
1:40頃やっと到~着ぅ
でもほっとしてはいられません・・・
泊まる小屋への予約が取れぬまま・・出発したのです・・・
(留守電には入れておいたのですが・・・)
ツアーの人達が分散してそれぞれの山小屋に泊まっています
どの山小屋もいっぱいのはず・・・
知合いの人から聞いてきた小屋はすでに真っ暗・・・

一緒に登った友人の知り合いの小屋は灯りがついていたので
頼んで泊めてもらうことに・・・
オーナーが休むスペースを少しあけてくださいました・・・
すご~く助かりました・・

その後、案内してもらってホタルを見に・・・
以前は晴天の日の夜中には乱舞していたそうですが・・・
気候のせいなのか・・・?
最近はそんな光景はは少なくなったとか・・・
それでもあっちこっちで力強い光がその存在を主張しています
ヒメボタルはマイマイの殻の中で越冬すると聞いてびっくり!!
まだまだ知らないことばかりです・・・



朝、ツアーの人達は5:00に出発したので・・・
寝具のあとかたずけやテーブルのセッティングや
掃除などの手伝いを・・・

お堂の前はご来光の人達で・・・

ウミユリの化石
伊吹山の地層は2億5千年前、日本がまだ海底にあった頃に形成されていて
その後の地殻変動で日本が海上に姿を見せた時、伊吹山も誕生しました。
石灰岩質中にウミユリやフズリナなどの化石が見つかり、海底で出来たと
推定されています・・・
次回は今、山頂で咲いているお花を紹介します・・・
伊吹山夜間登山に初チャレンジしました・・・
ヒメボタルとは・・・一般的なホタルとは異なり、体長が平均オスが7mm、
メスが5mmとオスが大きい。
発光器はオスが2個、メスが1個で普通は水辺が生息地ですが、
本種は陸生のホタルです・・・

伊吹山には300日もガスが出ると言われ、エサである「マイマイ」(カタツムリ)を
多く発生させる好気象条件が重なり・・・
近年イブキヒメボタルを観賞するツアーもあります・・・
さてさて・・・
国道8号線は途中、花火大会があり迫力ある花火をみて通る車で大渋滞・・・

予定が随分遅れてしまいました・・・
実はこの日、”蛍火をみる・・・”のツアーが開催されていて100名余の人達が
すでにスタート・・・
私達が登山口をスタートしたのは22:00 ・・・


1377mの頂上までは標高差1140mほどあります・・・
いったいどれくらいで頂上につくのかなぁ・・・?
一合目までは林の中を歩くので湿度が高く、風は通らず・・・
すぐに汗が・・・


足元は先日来の雨の為か随分荒れています・・・危な~い

ヘッドランプだけが頼りの闇の世界です・・・
二合目~はわずかな月明かりで視界がひらけ・・・目の前にはカシオペア座・
北斗七星などが大きく立ちはだかるように迎えてくれます・・・

どの星も手に取るように大きくてキラキラ輝いています・・・


天の川もきれいに見えます・・・
そのうちに心地いい風も吹き始め・・・なんだかこんな夜中に歩いているのが
とても不思議な感じです・・・

三合目あたりで少し長めの休憩を取り、一息つきます・・・
眼下に見える夜景の素晴らしいこと・・・
湖西の明かりまでも見ることが出来ます・・・

五合目(880m)でちょうど半分・・・
時計の針は真夜中、少し前をさしています・・・

気合を入れて再び、歩き始めます・・・


六合目あたりから・・・ガスが発生し始めて・・・星も明かりも消えて・・・
あたりは何も見えず・・・

でもまたガスが流れて・・・少し周りが見え始めます・・・
七合目を過ぎたころから・・・わずかにヒメボタルの光が草むらから見え隠れ・・・
わぁ~

発光が他のホタルとは少し違っていてパッ パッ と言う感じです
残念ながら写真を撮ったんですが・・・うまく写ってはいません

八合目~九合目以上では足場が少し悪くなり、気をつけて登ります・・・
草原に出るとリズミカルに光るヒメボタルが何度も見られ・・・
やがて山小屋の灯りが見えてひと安心・・・

1:40頃やっと到~着ぅ

でもほっとしてはいられません・・・

泊まる小屋への予約が取れぬまま・・出発したのです・・・
(留守電には入れておいたのですが・・・)
ツアーの人達が分散してそれぞれの山小屋に泊まっています
どの山小屋もいっぱいのはず・・・
知合いの人から聞いてきた小屋はすでに真っ暗・・・


一緒に登った友人の知り合いの小屋は灯りがついていたので
頼んで泊めてもらうことに・・・
オーナーが休むスペースを少しあけてくださいました・・・
すご~く助かりました・・


その後、案内してもらってホタルを見に・・・
以前は晴天の日の夜中には乱舞していたそうですが・・・
気候のせいなのか・・・?
最近はそんな光景はは少なくなったとか・・・

それでもあっちこっちで力強い光がその存在を主張しています

ヒメボタルはマイマイの殻の中で越冬すると聞いてびっくり!!

まだまだ知らないことばかりです・・・



朝、ツアーの人達は5:00に出発したので・・・
寝具のあとかたずけやテーブルのセッティングや
掃除などの手伝いを・・・
お堂の前はご来光の人達で・・・
ウミユリの化石
伊吹山の地層は2億5千年前、日本がまだ海底にあった頃に形成されていて
その後の地殻変動で日本が海上に姿を見せた時、伊吹山も誕生しました。
石灰岩質中にウミユリやフズリナなどの化石が見つかり、海底で出来たと
推定されています・・・



Posted by
森の妖精
at
10:58
│Comments(
2
) │
近江の山々
この記事へのコメント
伊吹山のヒメボタル鑑賞は私たちの山の会でも2,3年続けて行っていたのですが、今年はその話が出てません。
私は一度も夜間登山をしたことが無いのですが、今頃の伊吹山途中は樹木が無いので日中よりも夜間の方が涼しくて良いでしょうね
以前は家の近くでもホタルを見たのですが最近は一向に見ていません
ーやま桃ー
私は一度も夜間登山をしたことが無いのですが、今頃の伊吹山途中は樹木が無いので日中よりも夜間の方が涼しくて良いでしょうね
以前は家の近くでもホタルを見たのですが最近は一向に見ていません
ーやま桃ー
Posted by 岳友会BLOG事務局
at 2010年07月20日 19:31

>やま桃さん
こんばんは・・・
訪問いただきまして有難うございます
初めての夜間登山でしたが・・・風もあって涼しかったですよ
天気なら星・夜景も見えて何度振り返ったことか・・・?
帰りの下山は本当に暑くて・・しんどかったです
夜間登山トライして下さい・・・
お薦めです~
こんばんは・・・
訪問いただきまして有難うございます
初めての夜間登山でしたが・・・風もあって涼しかったですよ
天気なら星・夜景も見えて何度振り返ったことか・・・?
帰りの下山は本当に暑くて・・しんどかったです
夜間登山トライして下さい・・・
お薦めです~
Posted by 森の妖精
at 2010年07月20日 22:06
