紅に染まる吹屋の町並み・・・①

2010年12月06日

         岡山から伯備線で備中高梁へ・・・電車

               ここからバスで約1時間のところ・・・バス
 
         標高550mの山あいに屋根も壁も紅色に染まる
         
               美しい吹屋の集落があります・・・face08

             「吹屋ふるさと村」と呼ばれています・・・icon21


         吹屋は江戸時代から明治時代にかけて中国筋第一の銅山の町とし、

               それに加え、江戸後期から質・量ともに西日本一を誇る

                    ベンガラ生産地として栄えました

            町並みの旧街道沿いにベンガラ格子に赤銅色の石州瓦・

                 妻入の切妻型・平入型式などが印象的な風情の残る商家や

            町家が建ち並んでいます

       「ベンガラ」とは古くから磁器の絵付けや漆器・染料・家屋の塗装

         などに使われてきた顔料です・・・

         鉱山の捨石から偶然発見された天然ベンガラは非常な高級品として

         安価な化学製法のベンガラが登場するまでの200年間、成長・繁栄

         し続けました・・・

         一帯には生産工場跡や旅籠跡、豪商達の邸宅が今も残されていて

         一部が資料館や郷土館などとして公開され、ベンガラ景気にわいた

         当時の様子をうかがうことが出来ます・・・kao10




                             郵便局




   ポストもここでは書状集箱と呼ばれ・・・


   赤色ではありません・・・kao_16






                         竹で作られた楽器







         
                                         からまるツタの色がステキicon14 icon22

                    
                この日は目も覚めるような快晴・・・

              晩秋の街道沿いをのんびりと散策しながら・・・

                紅葉もまだまだきれいです・・・





                     ベンガラの家並みがつづいて・・・





                          吹屋小学校

      明治33年(1900年)から9年間かけて建築され、現役で使用している木造校舎では
              
      日本一古いものです・・・どこか懐かしいようなステキな校舎です・・・

      夜にはライトアップされ、暗い山の中に浮かび上がります・・kao_16






                 何故か懐かしい町並みは落ち着いた雰囲気で・・・





    お土産屋さんの入口


    店内にはベンガラ染めの品物が

    沢山並んでいます・・・


















       吹屋ふるさと村国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています

            ゆっくりと町並みを散策したあとは・・・少し離れたところにある
            坑道跡まで歩いて行くことに・・・icon24 icon24

            次回へ続きま~す iconN28


Posted by 森の妖精 at 15:30 Comments( 6 ) 県外へ・・・